1888年作曲 クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy)1862年8月22日生−1918年3月25日没。このページはドビュッシーのアラベスクに関するホームページです。
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2つのアラベスク(Deux Arabesques)
ドビュッシーはピアノ曲で有名な作曲家ですが、実際にピアノ曲を本格的に執筆するようになった時期は遅く、2つのアラベスクはドビュッシーが29歳(1888年)の時に書かれた、ピアノ曲では最も早い時期の作品です。
2つのアラベスクは、その名の通り、第一番と第二番の二曲構成で、それぞれ独立した楽曲です。全く印象の違う曲であることは聞いてみるとよくわかると思います。美しく繊細な印象の一番、明るく活発な二番は対照的です。
アラベスクというのは、アラビア風とか唐草模様といった意味を持つ言葉です。以下は推測に過ぎないのですが、当時パリで流行したアール・ヌーヴォーの芸術家が好んで用いたペルシャやビザンチン様式の唐草模様にヒントを得たことから、このアラベスクという楽曲名の由来となったのではないかと言われています。
日本では最も有名なその頃の画家アルフォンス・ミュシャの絵画を見ると、随所に唐草模様(アラベスク)が見受けられます。
アラベスク第1番ホ長調アンダンティーノ・コン・モート
(Première Arabesque | Andantino com moto)
繊細で甘美なメロディ。ロマンティックな曲です。一般的にアラベスクというとこちらのことを言います。
アラベスク第2番ト長調アレグレット・スケルツァンド
(Deuxième Arabesque | Allegretto scherzando)
活発で明瞭なメロディ。バロック調の曲です。こちらのほうは一般的にはアラベスク2番とか言ったりします。